about Wayan Yusa Dirgantara(日本語)
wayan yusa dirgantara について
名門Indonesia Institute of Arts Yogyakarta在学中も、既に様々な場所で展覧会を精力的に開くyogyakartaの若き天才です。
自身の作品展開と並行して、同級生の才能あるアーティストたちを押し出す型でのグループ展示をsangkring内やその他のギャラリーでも成功させています。
2020年卒業後、コロナ禍も止まる事なく制作を続け、韓国のフェアなどインドネシア内外の様々な展示で、現在も外の状況に影響されず活躍している脂の乗った画家です。
以下 wayan yusa dirgantara 作品コンセプトです。
作品の核となるコンセプトは、私の心の風景で遊ぶことです。心の中で実際に見た景色や体験などを記録し、さまざまな色や形で再現しようと試みています。
取捨選択された抽象的な視覚化は、味、色、形、構成、体験が記憶の風景を通して現れる傾向があります。
そのため、それらの要素が作品という形で視覚化されると非常にユニークな視覚表現になります。
記憶の失われた部分(無意識の領域)は、新しい構成や作品を生み出すことがあり、しばしば意識している体験を凌駕します。
以上の作者コメントを踏まえ、私安藤がユサの作品や人となりについて捕捉しようと思います。
私がユサに会ったのは、2019年のsangkring内でした。彼はよくsangkringに遊びに来ていて、一緒にご飯を食べたりしていくうちに仲良くなりました。
ある日、普段仕事をしている制作studio内覧や他の同級生アーティストのstudio周りを企画してくれました。
ユサのstudioの辺りは、一面田園風景で情緒がありました。(スピーカーで流れてくるアザーンと田畑の雰囲気に感動したのを覚えています)
彼は、よくstudioの外で煙草を吸いながら瞑想をし、リラックスした状態で絵に向かうと話してくれて、作品を制作するため、心の原動力をとても大事にしている画家だという印象を受けました。(作品内に度々moodという文字も現れていたりと、その時のリアルな感情の動きを察知して描いていくのでしょうね)
さらにユサの腕には様々な画家の絵のタトゥが入っています。
曰く「尊敬する画家たちを体に描いていって、最終的に全身を美術館にするんだ」とのことで、その話を聞いて感動したのを覚えています。
自分の心に誠実に生きるというのは簡単なようで私には難しいと思うからこそ、ユサのように常にラフな状態で毎日瞑想をしつつ、時に遊びながら心の状態を絵にしていくという手法で描いた作品を見ると、心が洗われるのかもしれません。
どんな場所でも同じ歴史上の画家が好きで話が盛り上がるって素敵ですね。
terima kashi YUSA!!
素敵な作品、感動しました!
安藤圭汰評
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